「自分の就活の軸が定まらない! 」
「自分は将来何をしたいんだろう?」
就活の際こんな悩み持たれる方多いのではないでしょうか。
同世代で挑戦中の全国の大学生にインタビューする本企画。
今回は第6弾!
静岡で就活生向けの学生団体Scareerを運営し、都会と地方の情報格差をなくすというミッションに取り組んでいらっしゃる松下さんにお話を聞いてきました。
こちらの方にインタビューしました!
松下駿矢(まつしたしゅんや)さん
静岡県立大学4年生 経営情報学部 経営情報学科
趣味:映画、ゲーム実況をみること
学生団体Scareer設立!
ーーーまず簡単にScareerという団体についてのご紹介をお願いします!
松下さん「私たちは、静岡エリアで就活学生に対して支援を行う学生団体Scareerを運営しています。Scareerは、
“自分と向き合い、未来に向けた選択ができる人を増やす”というビジョンを掲げてメンバー7人で活動しています。
活動内容としては主に、就活生に対しての1対1の面談を行っています。また、希望に応じて就活関連イベントを開催したり、インスタグラムを運用して就活に対する情報などをライブ動画として発信したりしています。」
Scareer,HPより
ーーー活動を始めるきっかけはどのようなことだったんですか?
松下さん「代表の田中とは、1年生の頃から付き合いがあり、今年の1,2月には共に、静岡鉄道(地元企業さんの方が良い?)と新しいカフェの立ち上げをするという話になっていたんですが、コロナで白紙になってしまいました。
そこでかわりに、自分たちの経験を活かせる上に、かねてより興味のあった、就活生向けの団体を立ち上げることになりました。」
ーーーもともと就活に対しての何かしらの課題感を抱いていたんですか?
松下さん「はい。僕はすでに就活は終えていますが、就職する企業先を決める前に自分の『どうしたいか』という思いをもっと育みたかったという思いがありました。また、都会と静岡との情報格差を強く感じていたんです。地方の就活支援は企業説明会を開設しているだけで、都会向けの企業とのマッチングの場を持ちにくいことも課題に感じていました。」
Scareer,HPより
活動を通して
ーーー活動をする中でどんな面で成長したと思いますか?
松下さん「今まで一人で取り組むことが多かったので、チームでなにかをする、誰かの上にたって活動するというのがほぼ初めての経験でした。
僕たちが団体を立ち上げたのが6月なのでまだ日は浅いですが、
この活動を通して、“他人に任せる力”がついたと思います。一人ですべてを把握するのには限界があり、任せるべき部分はうまく仲間に任せるということが体得できた気がします。」
ーーーこの活動を通して感じる一番のやりがいはなんですか?
松下さん「やっぱり3年の就活生から
『サービスを受けてよかったです!』と感謝されたときが一番嬉しいですね!!!就活に対しての不安はみんなあるはずで、現在利用者は30名ほどいるのですが、まだまだ広報が行き渡っていないのでもっと利用者を増やしていきたいと思っています。」
ーーー今後Scareerをどうしていきたいですか?
松下さん「後輩にも、大学生のうちからたくさん活動してほしいという思いがあります。現状は学生団体としてボランティアで活動しており、せっかくなら収益化を目指していきたいと思っています。
バイトよりも稼ぎながら、バイトよりも学べる場所にしていきたいですね。
また、今後は企業さんと協力してイベントを開いていきたいと考えています。まあ、ただその前に現状の利用者をあと50人は増やしたいと考えているので、そのためにインスタなどの発信も頑張っていきます!」
感想、まとめ
第5回インタビューに引き続き静岡で就活という課題に対して取り組んでいらっしゃる方にインタビューをさせていただきました。こういった活動が増え、より活発になっていくと本当に数年後には地方も都会と大差ない情報量、モチベーションをもった学生で溢れそうですね!
松下さんは将来は独立して起業したいという気持ちがあるそうで、就活では、
①汎用的なビジネススキルが身につき
②自分にある程度の裁量権があり
③一緒に働く人たちは共にやりたいと思える人か
という三つの軸を中心に活動されていたとのことです。
将来どういったことがしたいか、自己分析をしたり先輩や社会人と会話したりするなかで自分の将来像を具体化すればするほど、「就活」がより有意義なものになっていきますよね。
20数年の人生ではっきりと将来像が具体的にみえている人は少ないと思いますが、常に探究しようとする姿勢は大切だと思います。
いまどき、オンラインでもいろいろな人と話す機会を作ることができます。
「就活」=「企業にはいるために必要な単なる儀式」になってしまわないよう、身近な機会を利用していきたいですね!(是非モグジョブも使ってみてください!)