就活で「弊社は第一志望ですか」と聞かれた際の答え方を解説!



就活でよく聞かれる志望順位。第一志望の会社なら「御社が第一志望です。理由は……」とスラスラ答えられますね。

しかし、第一志望でない会社から「弊社は第一志望ですか?」と聞かれると困ってしまうのでは?

第一志望でなくても「第一志望です」と答えて突き通せるタイプの人はあまり悩まないかもしれませんが「うそをつくことに抵抗がある」人にとっては、頭を悩ませる質問です。

この記事では、第一志望以外の企業で「弊社は第一志望ですか?」と聞かれたときの上手な答え方を解説します。


就活で「弊社は第一志望ですか」と聞かれた際の回答例




ここでは、就活で「弊社は第一志望ですか?」と聞かれた際の回答例を解説します。面接官の心象を悪くしにくい回答例を解説するので、ぜひ参考にしてください。


例文


回答例

「私は御社を強く志望していますが、正直に言うともう1社迷っている会社があります。具体的に業界選びの点で悩んでおり、御社と総合商社の会社で迷っています。

私は世界旅行が趣味で、大学3年生まではアジアの各国を旅行していました。しかし、アジアには貧困に悩まされている国が多く、世界旅行を通して物資不足で不便な生活を送っている人々の現状を知りました。

そのため、発展途上国の支援を行っている御社に魅力を感じて、志望しました。しかし、海外への支援に関する仕事を調べていくうえで、総合商社のA社でも同様に支援を行えることに気づいたのです。

そのことから、御社と総合商社のA社の選考を現在受けています。ちなみにA社は現在書類選考中です。

最終的にはどちらの雰囲気が自分に合っているかという点で入社を決めたいと考えております。」



補足


上記の例文のように他に入社を迷っている会社があると回答するのもよいですが「現時点では第一志望です」といった回答方法も有効です。

就活中に企業の志望度の順位は変動して当たり前だからです。「第3志望です」と正直に回答するのは気が引ける……という場合に使えるフレーズです。ただし「志望順位が変わりそうということですか?」と突っ込まれる可能性もあります。その場合は、上記の例文のように他にも迷っている会社があることを伝えたうえで「現時点では御社が第一志望です」と締めてはいかがでしょうか。


就活で「弊社は第一志望ですか?」と聞かれた場合に答える際のポイントを解説




就活で「弊社は第一志望ですか?」と聞かれた場合に答える際のポイントとして、以下の2つが挙げられます。

ポイント

・あらかじめ深堀りされることを想定して答えられるようにする
・志望動機に結びつける



あらかじめ深堀りされることを想定して答えられるようにする


面接で深掘りをされてもスムーズに回答できるように、深掘りされる質問をあらかじめ想定して答えられるようにしましょう。

先ほどの例文をもとに深掘りをするなら「数ある総合商社からなぜA社を選んだのですか?」「具体的にどこの国に旅行へ行って、どの点を見て物資不足で不便な生活だと感じたのですか?」などさまざまな質問が想定できるでしょう。

自分が面接官になったつもりで、深掘り質問を想定して回答内容も考えておくとよいですよ。


志望動機に結びつける


この質問に回答する際は、志望動機に結び付けて答えたほうがより説得力のある回答ができます。

より話に具体性をもたせるためにも、志望動機に結び付けて回答するように心がけましょう。


就活で「弊社は第一志望ですか?」と聞かれた時の注意点




ここでは、就活で「弊社は第一志望ですか?」と聞かれた際の注意点として、以下の2つを解説します。

注意点

・志望度が低いことは伏せる
・堂々と答える



志望度が低いことは伏せる


「弊社は第一志望ですか?」と質問された場合、志望度が低いことはなるべく伏せましょう。志望度が低いことを伝えると「内定を出しても入社しないのではないか」「どうせなら第一志望の学生を採りたい」といった印象を与えてしまいます。

志望度が低いことを悟られないように回答を考えましょう。


堂々と答える


「弊社は第一志望ですか?」と聞かれた際は、堂々と答えるように心がけてください。自信がなさそうな回答をしてしまうと「本当は志望度が低いのではないか?」と勘づかれる恐れがあるからです。

「第一志望です」と回答するにしても「他に迷っている会社がある」と回答するにしても、おどおどしていると面接官に良い印象を与えられません。

第一志望でないことに罪悪感を感じるかもしれませんが、自分の考えを堂々と伝えるように心がけましょう。


まとめ


「弊社は第一志望ですか?」と質問された場合は、業界を選んだ理由や企業選びのポイントなど、自身の志望動機に結び付けて回答するように心がけましょう。

また、第一志望でない会社の選考を受ける際は志望度が低いことはなるべく伏せ、自分の考えを堂々と答えることが大切です。

面接で「弊社は第一志望ですか?」と聞かれてもスムーズに回答できるように、本記事を参考にして回答内容を考えましょう。

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