【学生へ突撃インタビュー⑤】就活学生のミカタ!エンカレッジ静岡 〜静岡大学/宮内・丹羽・大河内さん編〜




「誰かの役に立ちたい! 」



「自分の経験を活かして出来ることってなんだろう?」



同世代で挑戦中の全国の大学生にインタビューする本企画。


今回は第5弾!


静岡の大学生たちの就活支援に奔走する学生団体、エンカレッジ静岡の皆さんにお話を聞いてきました。



こちらの方々にインタビューしました!










2020年立ち上げ!エンカレッジ静岡



ーーーまずはざっくりと、どんな活動をしていらっしゃるんですか?

宮内さん「エンカレッジという全国で活動している就活支援団体の静岡支部として、学生9人で活動しています。『静岡の学生全員が、未来に向けて自走する』をミッションに、進路に悩む学生に向けて、一対一の面談、イベントの企画、外部の企業を招いてのセミナーなどを実施しています。」


丹羽さん「教えるというよりも、一個上の先輩が後輩に寄り添いながら一緒になって進路について考えるという姿勢で、その子のまだ知らない自分を引き出してあげられるよう考えながら日々活動しています。」



en-courage



ーーー皆さんのチーム内での役割はどういったものですか?

宮内さん「まず、エンカレッジには支部長というリーダーの他、4つの役割があります。

VC(価値提供)→面談をより良くするための施策や、イベント企画を練る。就活生に一番直接的に関わるポジション。
OC(機会創出)→企業との接点を作ることで、学生の視野を広げている。
MP(広報)→就活やキャリアに関する情報を提供するために、メディア、主にライングループを運営している。
HR(人事)→エンカレッジの運営メンターの採用や、メンターの働きやすさや、パフォーマンス向上に取り組んでいる。
の4種類です。

私は支部長をやらせていただいています。」


大河内さん「私はHR長を担当しています。メンバーのために環境をどうつくりあげていけばいいのか、日々考えながら活動しています。」


丹羽さん「私はVC長を担当しています。就活生との面談では、ティーチングではなく、コーチングができるよう、毎回試行錯誤しています。」







ーーーエンカレッジの活動を通じて、自分自身の成長を感じる部分ありますか?

大河内さん「エンカレッジの活動自体が自分の就職先の業務と直接的に関係する訳ではないため、初めは“将来生きるスキルってなんだろう”と考えながらモヤモヤすることもありました。

ただ、HR(人事)として、どういう環境を作って行けばチームとして活動しやすいかを考えるのは、いずれ将来組織で働くときに大きな強みになるし、面談で就活生に対してコーチングする技術というのも、将来組織を引っ張っていくときに必要なスキルになっていくと、自分の中で意味を見出すことができたことは大きな成長の一つだと思っています。」


丹羽さん「今まで自分は指示待ち人間でした。主体的に動くということをあまりしてこなかったのですが、この活動をする中でそういった感覚が身に付きました。これはどんな場面でも生かせる強みになったと思います!

また、就活生含め今まで多くの人と関わってきて、いろいろなタイプの人を受け入れることができるようになったと思います。」


宮内さん「今までは組織に属していても裏方として動いていたので、表でリーダー役をやったことがなかったんです。
今の活動では、“自分に自信をもつ”という裏テーマを持って動いていて、すごく積極的になれていると感じています。

また、リーダーとして、全体を見渡しながら先を見通す力が求められていると感じていて、これからもっとその感覚を磨いていければと頑張っています!」



ーーーエンカレッジの活動で、何か課題はありますか?

宮内さん「私たちが掲げているミッション『静岡の学生全員が、未来に向けて自走する』は、文字通り『静岡の学生全員』を対象としています。

今つながりのある就活生一人一人が、私たちとの面談を通じていかに自走してくれるかも大事ですが、どれだけたくさんの学生にアプローチできているかという視点も重要だと思っています。その塩梅が難しいですね。

まずは浜松の学生全体の1/3とつながりを持って自走できるようにするぞ!という目標を立てて活動しています。」


大河内さん「また、エンカレッジは静岡では今年立ち上がったばかりなので、まだまだ認知度が低いです。なのでメンバーを集める際にもかなり苦労します。
東京ではエンカレッジを使っていないのにどうやって就活しているの?と驚かれるほどの認知度があるんですが、そういった部分での差はやはり大きいなと感じています。」


丹羽さん「今はコロナ下で直接企業に見学や面接が行きにくく、自分たちの時と状況が違うという点でも難しさを感じています。」



ーーー最後に、これからの展望を教えてください。

宮内さん「最終的には静岡の学生全員が就活に前向きに取り組んでいけるようにしたいと思っています。次の代のメンバーたちにどう引き継いでいくのかというのも重要な役割なので、エンカレッジの魅力を私たちがしっかり伝えていきたいです。
まずは浜松の学生の1/3を自走できるようにするべく、突っ走っていきます!!」



感想、まとめ







取材を担当した学生ライター
まさき


エンカレッジには全国の支部同士での連絡網もあり、他地域の支部とノウハウのシェアも行われているそうです。全国に広がりを見せているエンカレッジの就職支援の仕組みもすごいですよね。

その中でも、今回インタビューさせていただいた静岡支部の皆さんは、ただ作業としてこなすだけでなく、どうすればもっと就活生により良い道を発見させてあげられるのか就活生のことを心から思ってチームで考えながら進んでいる様子、また、個々のメンバーが今の活動をする意義や経験を将来どう活かせるのか、など、自分の内側にもしっかりと目を向けている様子が感じ取れて、とても魅力的に感じました。

都会から離れれば離れるほど将来への疑問、就活に対しての熱量などはやはり下がっていくようです。
全国の学生が、将来も納得できるような進路を選択できるように支援したい、という気持ちはモグジョブも同じです。こういった精力的に活動していらっしゃる方々と一緒になって素敵な未来を作っていきたいです!


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