通年採用とは?学生側のメリット・デメリットや実施企業を紹介!



近年実施する企業も増えている通年採用。耳にしたことはあるものの、詳細を把握している学生の方は少ないはずです。

そこで今回は通年採用の概要を、学生側のメリット・デメリットを交えて紹介します。なお本記事後半では、実際に通年採用を実施している企業も紹介しますので、気になる企業を見つけて実際に選考に挑戦してみましょう。

通年採用とは?




通年採用とは、企業が年間を通して採用を行うことを指します。これまでは一括採用を行う企業が多くを占めていました。しかし採用難や留学生・帰国子女の増加などを背景に、通年採用を実施する企業も増えています。

企業側はさまざまな人材と出会えるといったメリットがありますが、その分採用が長期化して担当者の負担が増えるといったデメリットも持ち合わせています。

通年採用の学生側のメリット・デメリット




通年採用は企業側だけでなく、学生側にもメリットがあります。具体的には以下の2つです。


・スケジュールに余裕を持って選考を受けられる
・準備に時間をかけられる


大学4年生の3月〜6月は多くの企業の選考が本格的に始まり、忙しさのピークに達します。そのためこの期間は、一つ一つの企業にかけられる時間はさほど多くはありません。しかし通年採用であれば3月〜6月を避けて応募できるため、一社に集中して選考を受けることができます。

しかしメリットばかりではありません。一括採用よりも採用枠が狭い他、採用条件が厳しい場合もあるため注意が必要です。

通年採用を実施している企業




本章では、通年採用を実施している企業を具体的に見ていきます。
2022年10月時点で通年採用を行っている企業例は以下の通りです。


・株式会社ガイアックス
・チームラボ株式会社
・株式会社リクルート
・株式会社ファーストリテイリンググループ(ユニクロ)
・ソフトバンク株式会社
・ヤフー株式会社


以降では株式会社ガイアックスと株式会社リクルート、ヤフー株式会社の3つに絞って、通年採用の具体的な内容を紹介します。

株式会社ガイアックス


Gaiaxは、ソーシャルメディアやソーシャルアプリに関する事業を行うIT企業です。各事業が一企業のように独立して運営されており、仕事や働き方の自由度が高いことが魅力として知られています。

同社では通年採用を実施しており、学生は締め切りを気にすることなく応募できます。なおGaiaxでは学生がいつでもエントリーできるように、オンライン会社説明会が毎週開催されています。詳細はこちら

株式会社リクルート


株式会社リクルートは人と情報を繋ぐマッチング・ソリューションカンパニーです。同社では何かに熱中してきた結果、学生生活の終盤に就活を行う候補者を応援することを目的として、通年採用を実施しています。

実際の選考では研究や起業、留学など熱意を持って取り組んだものを自由な形でアウトプットするESなど、風変わりなエントリー方法も行っています。詳細はこちら

ヤフー株式会社


ヤフー株式会社は2016年10月より新卒一括採用を廃止して、新卒や既卒、第二新卒にかかわらず30歳以下であれば選考に参加できるポテンシャル採用を、通年採用として行なっています。

選考ステップは「プレエントリー→エントリーシート・適性検査→面接→内定」と通常の採用フローと大きな違いはありません。採用スケジュールに定めはありませんが、入社式は4月or10月ですので新卒研修も用意されており入社後のフォローが整っている点も魅力的です。詳細はこちら

まとめ


スケジュールに余裕を持って応募でき、準備に時間をかけられる通年採用。しかし一括採用よりも採用枠が狭い他、採用条件が厳しい場合もあるため、この点には注意が必要です。

なお実際には株式会社リクルートやヤフー株式会社など、大手企業も通年採用を実施しています。早期内定を獲得したい学生や、4年の秋ごろまで忙しく内定を獲得できていない学生はとくに、通年採用の利用を検討すると良いでしょう。

この記事を書いた人




Event

EVENT

モグジョブ登録で参加できるイベント一覧
モグジョブ オンラインモグジョブ

現在、応募受付中のイベントはありません。
ユーザー登録しておくと、募集スタート時にお知らせが届きます!