就活で日商簿記を取るなら何級から有利?取得するメリットも解説!



就活で有利になる資格として多くの方に認知されている日商簿記。本記事を読んでいる就活生の中にも、日商簿記の取得を検討している方も多いでしょう。

しかし、取得するとしても何級から有利になるのかを把握できなければ、どの級まで取得するべきかが分からないですよね。

この記事では、就活で日商簿記を取得する際に有利になる級を解説します。取得するメリットについても解説しますので、日商簿記の取得を検討している就活生の方はぜひご覧ください。


そもそも日商簿記ってどのような試験?




日商簿記とは、日本商工会議所と各地の商工会議所が主催する簿記検定試験です。1級・2級・3級・初級の4つの階級で試験を行い、100点満点中70点以上で合格になります。

日商簿記の合格率は1級が10%前後、2級は20%~30%前後、3級は40%~50%前後、初級は60%前後と3級・初級は合格しやすい試験といえるでしょう。

一方で、1級・2級は合格率が低いので、かなり難しい試験といえます。ただ、日商簿記の試験は認知度が高いうえ、幅広い業種の仕事で簿記の知識は活用できます。


就活で日商簿記を取るなら何級から有利になる?




経理業務を希望する場合は、日商簿記の2級以上を取得することで有利になります。日商簿記2級を取得すれば、工業簿記と商業簿記の2つの知識を有しており、経理会計の基礎知識を身につけていることの証明につながるからです。

また、会計事務所や一般企業の経理求人の中には、募集条件として日商簿記2級が提示されている場合があります。

つまり、日商簿記2級を取得していなければ、応募ができない企業もあるということです。そのため、経理や事務仕事を希望している方は日商簿記2級以上を取得するべきでしょう。

ただ、経理や事務業務を希望していないのであれば、日商簿記3級以上の取得でも大丈夫です。3級を取得していれば財務諸表を読めるので、十分に簿記の知識を業務へ活用できます。

日商簿記を取得する際は、経理や事務志望の方は2級以上、その他の職種希望の方は3級以上を目指しましょう。


日商簿記を取得して就活で得られる2つのメリット




日商簿記を取得して就活で得られるメリットとして、以下の2つが挙げられます。

日商簿記 資格取得のメリット

・幅広い業種の仕事で評価してもらえる
・仕事の習熟速度の速さをアピールできる



幅広い業種の仕事で評価してもらえる


日商簿記を取得していれば、会計の知識や視点を交えて仕事に取り組めるため、幅広い業種の仕事で評価してもらえます。

例を挙げると、営業職の場合は売上や利益の管理、製造職の場合は原価・費用の管理が大切です。これらの業務にも簿記の知識が必要になってきます。。

日商簿記を取得すれば、会社の収益性や安全性、生産性などを客観的に把握して、業務に活用できます。


仕事の習得意欲をアピールできる


日商簿記を取得することで、簿記の勉強をしたことがない人に比べると会計や経理の仕事を速く覚えられるでしょう。また、先述のような売上や利益の管理、原価や費用の管理なども考慮しつつ仕事を習得できるため、仕事への理解も深まるはずです。さまざまな職種において、仕事を積極的に覚えたいという意欲をアピールできます。

まとめ


経理業務を希望する場合は日商簿記2級以上、その他の職種を希望する場合は日商簿記3級以上の取得を目指しましょう。

会計事務所や一般の経理業務の中には日商簿記2級以上の取得が条件になっている場合もあるため、2級以上を取得していなければ求人に応募できない可能性があります。

また、日商簿記3級でも財務諸表を読んで簿記の知識を業務に活用できるため、経理業務以外の職種であれば3級以上の取得でも一定の評価はしてもらえるでしょう。

日商簿記検定の取得を決定する際に、本記事をぜひ参考にしてくださいね。


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