就職活動をする際、首都圏で就職するのか地方で就職するのか迷う方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、地方で就職する際のメリットとデメリットを2つずつ紹介します。

地方での就職のメリット・デメリットを把握して、自分にあった道を選択できるよう、本記事を参考にしてみてください。

■関連記事■
首都圏での就職のメリット・デメリットはこちら

【意外と見落としがち】首都圏で就職する際のメリット・デメリットを紹介！

地方で就職する際のメリット

地方で就職すすることのメリットとしてよく挙げられるのは、以下の２つです。


それぞれ詳しく説明します。

生活費が安い

地方就職する際のメリットはなんといっても生活費が安いことです。
家賃や駐車場代、食品といった生活コストは首都圏よりも地方の方が安い傾向にあります。

とくに生活費の半分程度を占める家賃が安いことは魅力的です。
東京では20万円程度する2LDKの物件でも、地方であれば7万円程度で借りられることもあるようです。
生活費を安く抑えることができるため、貯金を自己投資や娯楽に回すことができるでしょう。

満員電車のストレスがない

満員電車には、知らない人との密着や閉鎖的な空間による不安感、遅延による予定の乱れなどストレスを感じさせる要因が揃っています。

首都圏は混雑率が100％を超えているところも多いため、満員電車によるストレスを避けることは難しいでしょう。

これに対して地方の場合は、通勤ラッシュの時間に電車が混むことは考えられますが、首都圏のように体が密着するほど混雑することは少ないです。

むしろ地方では車通勤が一般的な会社も多く、一人時間を楽しんでいる人も多いです。

このように地方では、満員電車によるストレスを心配する必要は少なくて済むのです。

地方で就職する際のデメリット

地方で就職することはメリットばかりではありません。
デメリットも把握しておきましょう。

地方での就職に伴うデメリットとしてよく挙げられるのは、以下の２つです。


詳しくは後述します。

求人数が少ない

やはり首都圏に比べて地方は求人数が少ないため、その中で自分に合った仕事を見つける必要があります。

とくにテレビ局や広告代理店、WEB系企業といったクリエイティブな企業は都市部に集中しています。
また、地方に本社をおく大手企業も首都圏と比較するととても少ないです。

大企業やクリエイティブな企業への就職を目指す方は、首都圏での就活も視野に入れるべきでしょう。

遊び場が少ない

首都圏にはテーマパークやショッピングセンターといった娯楽施設が充実しています。

これに対して地方は娯楽施設や開催されるイベントが限られているため、友人と遊ぼうと思っても、遊び場に困ってしまうかもしれません。

プライベートの充実は仕事のパフォーマンスに影響します。
休日にアクティブに活動したい方は、遊び場が少ないことに苦痛を感じるかもしれません。

しかし地方は首都圏に比べて自然が豊かであるため、農業やマリンスポーツなど違う楽しみを見つけることができれば、プライベートが充実するでしょう。

地方で満足度の高い就職をするためのポイント

地方で満足度の高い就職をするためには、以下の2つのポイントを抑えることが重要です。


詳しくは後述します。

外せない条件を明確にする

「プライベートを充実させたいので、遊び場が少ないのはいやだ」
「IT企業に就職したい」

人によって絶対に外せない条件は異なります。
全ての条件をクリアすることは難しいです。
譲れないポイントを自分の中で明確にして、その条件を満たす選択ができれば、就職場所選びで失敗することは少なくなるでしょう。

地方の特色を理解する

ひとことに地方といっても、コンビニやスーパーでさえ満足にないところもあれば、福岡や北海道のように娯楽施設や商業施設が充実しているところもあります。

地方だからといって、全ての都市の求人数や遊びスポットが限られているわけではありません。

自分の中で候補に上がっている地域の特色は、詳しく調べておきましょう。

まとめ

地方就職にはメリットもデメリットも存在します。
首都圏と地方、どちらに就職するのかを決める際は、自分が絶対に外せない条件を明確にすることが重要です。

また、地方といっても福岡や北海道といった地方都市であれば、遊び場や求人数を確保しながら、生活費や満員電車のストレスを抑えることができるかもしれません。

地方によって特色は異なるため、詳しく調べて自分が納得する選択をしましょう。

この記事を書いた人