【会社探し】トップとの面接こそ会社を知る最高の機会



『経営トップ(社長、経営層)との面談』
と聞くと、なんだか緊張してしまう!という人も多いと思います。

けれど、トップとの面接こそ、その会社を知る最高の機会ともいえるんです。

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会社を探すときには、様々な情報を得て、考えることになるでしょう。

その中でも、トップ(社長、経営層)の方と直接話す機会は、会社を知る上で大変貴重です。

トップとの面接と聞いて、緊張してしまうという人が多いかもしれませんが、何も聞かないまま終わってしまうのは、あまりにももったいないと思います。
もし、面接等でトップと話す機会があれば、是非とも有意義な時間にしたいものです。

今回は、トップとの面接がいかに大切か、そして、そこで見る(聞く)べきポイントについて解説します。
※もちろん、トップと会えないという企業、団体もあります。
大企業になれば、採用の際(入社以降も)、トップと直接話せることは稀かもしれません。


経営トップと話す機会が大切な理由


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経営トップの人格、考え方は、働く環境と会社の方向性に大きな影響を及ぼします。
特に、規模が大きくない会社や、スタートアップ企業などでは、その傾向が強くなります。
そのため、実際に会って、トップがどんな人なのかを確かめることは、会社を知ることに直結すると言ってよいでしょう。

確かめると言っても、特に難しい話ではありません。トップにどれだけ共感できるか、或いは惹かれるものがあるかという目線で考えればよいかと思います。

事前に会社のことを調べる際、あわせて経営トップに関する情報を見てみるとよいでしょう。
HPに、代表者の言葉、思いの丈などが書いてある会社も少なくありません。

また、HPだけではなく、最近では様々なところから情報を取ることができます。SNSなどで情報を発信している経営者の方も少なくありません。社員の方と実際に会う機会があれば、トップがどんな人なのか、さりげなく聞いてみてもよいかもしれません。

それらの情報をもとに、疑問や聞きたいことを考え、面接の場でぶつけてみるのがベストです。
トップとの面接と聞くと、緊張してしまい、相手からの質問に答えることで精一杯だと考える人もいるかもしれません。
だからこそ、事前に把握するべきポイントをしっかり準備しておくことが肝要です。


経営者を見るときのポイント


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以下に、経営者に聞いてみるべき内容を示します。自身の関心に合わせて、時間がある限り聞いてみてはいかがでしょうか。

目指しているところ(目標・大義名分)


会社として、社会に対して何をしたいのか聞いてみるとよいでしょう。
経営トップであれば、これを語れない人はいないと思います。

売上規模を10倍にする、いつまでに上場するなどといった数値的な計画だけが大事なわけではありません。もちろん、拡大傾向なのかなど会社の方針として重要ですが、あくまでそこで働くことを検討しているのであって、投資をする立場ではありません。
HP等に書いてあることもありますが、トップ自らの言葉を直接聞くことに意味があります。公開情報から得た内容をもとに、さらに踏み込んで聞いてみるとよいでしょう。

言葉の節々に、その人が大切にしている価値観や情熱がにじみ出るものです。
それらの目標、大義名分を背景に、自身も働くことになるわけですから、認識しておきたい重要な項目と言えます。多くの場合、会社設立のきっかけや、大切にしている思いなどを交えて話してくれることでしょう。



どのような組織にしたいのか?(人材方針)


会社で働く人たちに対して、どのような考えを持っているのか。重要な項目ではないでしょうか。
従業員に対して期待する姿、課題、思いなどを聞いてみるとよいでしょう。

意外と、社員からは直接聞かれることのない内容かもしれません。
従業員に対してどのように語るかは、人によって随分異なります。
あくまで、会社の目指すべき方向性に沿って、こうあってほしいという人材像を話す人もいるでしょう。
また、自社で用意している研修制度や福利厚生などの話をする人もいるかもしれません。もしくは、自分の経験や哲学を語り始めるということも考えられます。
これについては、受け取る側の好みもあります。もちろん正解はありません。

それでも、従業員に対してどのような言葉が出てくるのか、自身が入社したときのことを考える上で重要な項目と言えます。



個人の人格としてどうか?(尊敬・共感)


これまでの二項目とも必然的に重なる部分もありますが、トップがどのような人格を持っているのかをしっかり見ておくことも重要です。
ポイントは、尊敬できるかどうか、困難な局面でついていくことができそうかどうかです。

困難な局面や、判断に迷う局面では、トップの人間性が方針に影響を与えることが多いと言えます。

もし、尊敬できない、共感できないようなトップの指示のもとで動くとなれば、前向きにはなれないでしょう。
商品・サービスの強みは何か、成長業種なのか、どれくらい軌道に乗っているのか。
これらを理解することも重要ですが、トップの人格をよく見ることも同じくらい重要です。

限られた時間の中で、判断するのは簡単ではありません。全てを判断できるわけではありませんが、注意して聞いていると、その人の人格の一部は確実に伝わってくるものです。


まとめ


面接という場では、緊張することも多いと思います。
自分の思いをいかに伝えることができるかに意識が集中するものです。相手が自分を見ている、審査しているという状況は事実ですが、一方で、面接者が、企業のことを確かめる機会でもあります。
経営トップと話す機会は、それがもっともよくわかる貴重な機会です。
是非、そのような視点も取り入れて、準備をして面接に臨んでみてください。



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