【会社探し】経営理念に注目してみるべき理由



 

経営理念は社員共通の行動指針


現在、就活中の方、来年の就活のために動いている方、たくさんいらっしゃると思います。

皆さんは、就活する際に会社のどこを一番見ていますか。

本日は、会社を探す際に見落としがちな、『経営理念』についてご説明させていただきたいと思います。

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会社を見る際に、意外と注目されていないと思われるのが 経営理念 です。

大きな概念であったり、当たり前のことが書いてあったりするため、見過ごしがちな経営理念。
 




しかし、実は、どのような会社なのかを知るための重要な要素になります。

経営理念について意味や背景を考え、面接の際などに質問してみるのがおススメ!
 
聞いて、理解・共感することができるかどうかは、大きな判断基準になると思います。
 
 
企業によっては、企業理念、ミッション、ビジョン、バリューなどという言葉を使っているところも。
 
社員が共通して持つ方向性である行動指針も、同じく重要です。
 

困難な局面こそ理念が大事



 

経営理念は、困難な局面でこそ真価を発揮します。
 

企業であれば、利益を出す必要があります。
資本主義という仕組みの中では、特に意識していなくても、利益目線が失われることはありません。
 

しかし、当然ですが、利益だけを求めた運営では、働く人は疲弊してしまいます。
競争も激しく、経済成長が見込めない環境下では、従業員へかかる負担は少なくありません。
 
 
視野を広く保ち、創造性を発揮し、モチベーションや目的意識、倫理規範を失わないようにさせるのが経営理念です。
 

つまり、経営理念という土台がなければ、極端な利益至上主義に陥りやすいのです。
 

どんなやり方でもよいので利益をあげること、またはそのためにかけられるプレッシャーが土台となると、個人の考えも正しい方向には向かいません。
  

どの企業でも、少なからず利益目線やプレッシャーは存在しますが、それと上手に向かい合い、大切な軸を失くさないことが求められます。
 


経営理念の例





とてもわかりやすいものから、掘り下げて聞かなければ伝わらないものまで、理念の表記方法は様々です。
 

どちらが優れているというものではありませんが、そこには 会社の思い が詰まっています。
 

■スターバックスコーヒージャパンの経営理念

人々の心を豊かで活力あるものにするためにーひとりのお客様、一杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから


引用:スターバックスコーヒージャパンの経営理念・HP

日本でもお馴染みのスターバックスコーヒーの例などは、初めて見る人にも想像しやすく、わかりやすい理念ですね。
 

■JALの経営理念

JALグループは、全社員の物心両面の幸福を追求し、
一、お客さまに最高のサービスを提供します。
一、企業価値を高め、社会の進歩発展に貢献します。


引用:JALグループの経営理念・HP

 二番目は、JALの経営理念ですが、何やら壮大なことが書いてあるように思えます。
 
しかし、この背景には、JALの再建を託された稲盛和夫氏の人生訓と思いが詰まっています。そこを理解することで、生きた言葉になるのです。
 
 稲盛氏は、JALの再建を任されたときに、ブレることなくこの理念を貫き、社員に浸透させることで意識改革を行いました。
 
経営破綻した会社を、短期間で見事に復活させたことはみなさんもご存じではないでしょうか。
経営理念の力を思い知らされる事例のひとつです。
 


経営理念について聞いてみよう



 

経営理念が形骸化してしまう例も少なくありません。

様々な調査がありますが、経営理念が社員にある程度浸透している会社の割合は3〜4割程度のようです。
 
経営理念が社内に浸透した状態を保つことは、それほど簡単ではないということです。

浸透している会社には理由があります。
聞けば、すんなり入ってくることが多いでしょう。
 

経営トップとの面接があれば、思いを語ってもらうとよいですね。

理念の背景には、必ずストーリーがあります。
大切にしている価値観がもっともよく表れます。
 

ほとんどの場合は、経営者の方であれば、自社の理念とその背景にある思いについて、喜んで話してくれるはずです。
その内容に共感することができれば、その組織で前向きに進んでいける可能性が高くなるのではないでしょうか。
 

お互いにとって、有意義なやり取りになりますね。
 

満足感は、誇りであり幸福感



 

職場に経営理念が浸透していると、その理念に共感する従業員の満足度や愛社精神は、そうでない人よりも高い傾向にあります。

実際にそのような人と接していると、生き生き働いている様子が伝わってきます。
 

ある人気企業A社で働いている社員の方は、その企業で働けることに喜びを感じていると仰っていました。
ここまで言える人は多くはないと思いますが、その言葉には誇りと幸福感が伝わってきます。
 

扱っているサービス、商品の魅力や、待遇面、業務成績だけでは、なかなかこのような幸福感を感じることはできないのではないでしょうか。
 

企業の中で、自分の信念や理想を貫いていくことは簡単なことではありません。
 

だからこそ、就活や転職活動の中で会社を見る際、理念や行動指針に共感できるかどうか、浸透しているかどうかを見ることが大切です。
 


まとめ


経営理念は、企業のHPなどから見ることができますが、意外と注目されていないように思います。
 

しかし、会社を見る際には大変重要な要素となります。
 

実際に社員の人と話してみる機会があれば、積極的に聞いてみるとよいですね。
面接などで、経営トップの方から聞く機会があれば、背景となるストーリーを話してくれるはずです。
 

今の時代、激しい生き残り競争が繰り広げられる中、必然的に利益をいかに確保するかは重要な問題です。
 

そのような状況下で、いかに正しい考え方と、行動原則を保てるのか。
個人としての倫理観や目的意識が重要なのは言うまでもありませんが、理念が与える影響も大変大きいと言えます。
 

理念に共感していれば、働く人の幸福度も高くなり、誇りを持つことができる。
 

日本には、素晴らしい企業、素晴らしい経営者の方が多くいらっしゃいます。
ぜひ、理念や思いについて直接聞いてみてはどうでしょうか。