大学生のうちに「やりきった!」と思える経験がしたい!
地域の魅力を、自分の言葉で発信してみたい!
同世代で挑戦中の全国の大学生にインタビューする本企画。
今回は第7弾!
愛知県豊橋市で、豊橋市の魅力を伝える活動をしている学生団体PLEND!(プレンド)さんにお話を聞いてきました。
こちらの4人にインタビューしました!
福住真鳳さん
愛知大学4年生 地域政策学部
PLEND! 昨年度の代表
加藤千恵さん
愛知大学2年生 地域政策学部
PLEND! 今年度から新代表を務める
粟野七葉さん
愛知大学2年生 地域政策学部
PLEND! 今年度から副代表を務める
江上大誠さん
愛知大学2年生 地域政策学部
PLEND! 会計を担当
PLEND!について教えてください!
ーーーPLEND!は、どんな活動をしていらっしゃるんですか?
加藤さん「愛知県豊橋市の魅力やおすすめスポット紹介するフリーペーパーを制作している学生団体です。1巻あたりだいたい5,000部ほど発行していて、大学構内はもちろん、豊橋市内のカフェや本屋さんなど、地域のいろんな場所に設置しています。」
ーーーなぜPLEND!に入ろうと思ったんですか?
粟野さん「私たちが所属している愛知大学の地域政策学部では、学生が主体となって地域貢献活動を行う「地域貢献事業」というものがあり、PLEND!もその1つの活動です。
初めて冊子を見た時、とても本格的に作られているのに驚き、ぜひ自分もやってみたい!と思い、参加しました。」
加藤さん「高校生の時から、地域について発信したり、取材を行ったりすることに興味がありました。大学でPREND!を見つけて、ぜひ参加したいと思いました。」
製作工程について教えてください!
ーーー最新号の渥美線特集はどのように作られましたか?
福住「メンバー15人で、12の駅を分担しました。グループのメンバー全員で取材に行き、そこからレイアウト担当・編集担当にわかれて記事を作成します。レイアウトは1から作るので、取材から冊子完成までには半年ほど時間がかかって大変です。でも、そのぶん記事への思い入れや自信は大きいです。」
ーーー半年もの時間をかけているからこそ、クオリティの高いフリーペーパーが完成しているんですね。フリーペーパー作りのやりがいをお聞かせください!
江上さん「インタビューに慣れていなかったり、編集ソフトの使い方が難しかったりと苦労もたくさんしましたが、大変だった分、最新号の実物を手にした時は
『自分がこの冊子を作ったんだ!』という喜びが大きかったです。」
粟野さん「4号が完成して、学校内の事務所や生協の方に置かせてもらえないかと配りに行ったときに
『今年もPREND!も出来たんだ~(^^)』って喜んでもらえた時は、やりがいを感じました。」
コロナの流行によって変化したことは?
ーーー新型コロナウイルスによって、対面での関わりが難しくなったと思います。活動に変化はありましたか。
福住さん「SNSの活用時間がぐっと増えました。直接取材する時間が減ったぶん、
SNSをメインにした活動が多くなりました。若者目線の発信ができるところが強みなので、かわいいカフェを紹介したり、更新数を増やしたことでフォロワーも100人ほど増えました。」
加藤さん「今までは飲食店の紹介が多かったので、マスクをしたまま楽しめる、公園や雑貨屋さんなど、紹介する場所の
バリエーションを増やしていこうと考えています!」
今後の活動について教えてください!
ーーー今後の展望を教えてください!
粟野「実はメンバーの全員が豊橋出身でないんです。だからこそ私たち自身も、取材を通して豊橋の魅力を知りたいと思っています。
取材をしたからこそ感じ取れた“良さ”を、読んでくれる人たちにも同じくらいの熱量で伝えていきたいです!」
福住さん「PLEND!のやり方とかカタチは変わっていってもいいと思います。ただ、PLEND!の存在のおかげで、若い人たちが
豊橋の魅力を再認識して、豊橋がにぎやかになってくれればうれしいです。」
加藤さん「豊橋のことを調べるなら、PREND!だよねと言われる存在になるのが目標です!」
福住さん「技術の面での課題もあります。編集ソフトを使って冊子のデザインを一から作ることは難しく、数か月の練習で身につくものではありません。組織としてこれからも繋げていくためにも、技術の引継ぎにも力を入れていきたいです。」
感想・まとめ
どの駅で降りよう?ここのパン屋さんいってみたい!ラーメンもおいしそう~!
1人で読んでも、誰かと一緒に読んでも、心躍る記事があふれるフリーペーパーPREND!さん。
今回の取材で、読者に楽しく読んでもらうためのみなさんの地道な努力と、徹底的な若者目線の考え方に、さらに魅力を感じました。
冊子だけではなく、Instagramをのぞけば新しいカフェの写真が!Twitterの質問箱からは、リアルな活動まで伝わってくる!
今までとはちょっと違う日常になったからこそ、もっとPREND!さんの魅力を身近に感じ取れるのではないでしょうか。
やりがいがあるから頑張れる、そんなPREND!さんの姿勢に刺激を受けました。
みなさんも、自分が好きなこと・ワクワクすることが、やりたいことを見つけるきっかけになるかもしれませんね!