【学生へ突撃インタビュー④】シリコンバレー留学・インターンシップで学ぶ! 〜静岡大学/吉井さん編〜



「留学に興味あるけど何をしようか? 」



「海外に行って何をしたらいいんだろ?」



同世代で挑戦中の全国の大学生にインタビューする本企画。


今回は第4弾!


シリコンバレーへの留学、数々の長期インターンシップを経て、静岡の大学院で猛烈勉強中の吉井さんにお話を聞いてきました。



こちらの方にインタビューしました!







シリコンバレーでの経験



ーーー留学することにしたキッカケはなんだったんですか?

吉井さん「一番は、海外に対する興味ですかね。

もともと、高校の時に学校のプログラムで中国に行ったことがあったんです。その時に、“世界は広い”ということを強く感じて、もっと自分の知らない世界を知りたいと思っていたのがきっかけです。

そんな中で、トビタテの留学プログラムを知り、シリコンバレーに留学することとなりました。」



ーーー留学ではどんなことを体験されたんですか?

吉井さん「現地ではまず、3ヶ月間英語のクラスに通って、コミュニケーションが取れるように勉強しました。
その後は現地でのインターンシップや企業とのミートアップなどをしました。インターンは2つのベンチャー企業で体験して、1つ目の企業ではホームページの作成を担当し、無事公開まで漕ぎ着けました。


2つ目は、日本とシリコンバレーをつなぐことをミッションとしている企業にて、僕の地元静岡とシリコンバレーをどうつなぐことができるのか考えながら、帰国後もつながっているための人脈作りをしていました。」






ーーー留学などの体験を通して何か影響はありましたか?

吉井さん「一番思い出に残っているのは最初の3ヶ月間、英語のクラスに通っている際に仲良くなった韓国の学生との話です。

その学生から、『ケンタと会って、日本人のイメージが変わった。』というニュアンスのことを言われました。日韓関係はよくないと言われていますが、そもそも国籍で分けるのはナンセンスです。

その人のバックグラウンド(国など)からのイメージ、偏見はあるのは仕方がないかもしれないけれど、その人自身を見るというのは大切なことだなというのを教えられた気がします。」



ーーー留学期間中、一番困ったのはどんなことでしたか?

吉井さん「なかなか現地のコミュニティに入れず、何も動けない時期があり、3日間家にずっといました。

あの時は、海外にまで来て、もどかしい日々を過ごしました。

そこで、ある時から“人を頼る”ことにし、現地にいらっしゃった日本人の静岡県県職員の方に会いに行くなどということをしました。

そうしたら、そこでいろいろな紹介をしていただいて、芋づる式に人脈ができ、様々なコミュニティに参加することができるようになりました。」






ーーーシリコンバレーと日本の違いはどういったところに感じましたか?


吉井さん「シリコンバレーでは、プロフェッショナルが多く、誰もが自分の専門分野を持っている印象でした。しかも驚くことに、その専門が一つの分野では無く、複数持っている人が多いんです。

例えば、学生なら大学で医学を学んで、その後の大学院では経営を専攻するなど当たり前で、当然に学部と大学院では同じ分野のことを学ぶと考えていた自分からしたら驚きでした。

そんな環境を肌で感じて、自分も大学院へのモチベーションが非常に上がったのを覚えています。」





ーーー内定が決定したとお聞きしましたが、就活の軸としてはどういったことを重視していましたか?留学の経験はいきましたか?

吉井さん「就活での軸は、ずばり人です。そこはぶれずにやりましたね。

留学の経験を踏まえて、会社の肩書、企業の規模というよりも、どんな人たちと社会にどのような価値を提供していくのかが大切だと考えていました。

なので、実際に企業の方々と会うことにかなり重点をおいた就活になりました。説明会ではなく、もっと近い距離感で出会えるようなイベントに参加するようにし、たくさんのミートアップに参加しました。

結果的に大手の求人サイトは使わず、IT関連の逆就活イベントで出会った方がヒトとして素敵だなと感じ、その会社への入社を決めました。
システムエンジニアとして、これから働く予定です。」





ーーーこれからの展望を教えてください!

吉井さん「まずは入社する会社でしっかりと働いていきたいと思います。
社会人として色々な学ぶことも多いと思いますので楽しみです!


一方で、僕はずっと誰かのためになりたいという気持ちを持ってきました。
その点で、ボランティアや青年海外協力隊など色々なものに興味があり、参加してみたいと思っています。


ただ、困っている人を継続的に助けることができるのは、やっぱり「起業」することだと思っています。

ビジネスなら継続してアプローチすることも、余ったお金で支援することも可能です。


いつか、自分で起業をして、人の役に立てるように頑張ります。」





感想、まとめ







取材を担当した学生ライター
まさき



今回は留学についてフォーカスしてお話を聞かせていただいたんですが、聞けば聞くほどいろいろなことに取り組んでいらっしゃっていることに驚きました。


また、一番最後に、これから留学に行くか迷っている人に向けて何か一言ありますかと聞いた際に、「情報を入手する努力をして、人に公言するということが大切」とおっしゃっていました。

いまどきネットにたくさんの情報はあり、いろいろな支援もあふれています。そのなかで、自分ができていないことを環境のせいにしない。また、人に自分のすべき行動を公言することである種の強制力を自分に働かせることも重要だ。という部分は非常に共感しました。


いろいろな人と出会って話をするというのは自分の世界を広げ、情報を入手する上で非常に大切なプロセスだと思っています。その人が得た情報の中から、選りすぐられた情報をその人の感性を通して受け取ることができます。


これは就活においても同じです。
社会人の人が時間をとって話をしてくれるというのは当たり前のようで非常に貴重な時間です。

もっと自分の世界を広げてみたいという方は是非モグジョブで、身近な生活の中で社会人の方とお話をできる機会を有効活用してみてくださいね!

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