【直撃インタビュー①】地方から世界へ!~シンガポール在住・末岡洋平さん編~



「世界を舞台に働きたい!」

そんな気持ち、あなたにはありますか?



「大手や都心でないとそんなチャンスって・・・」

「英語しゃべれないし・・・」

憧れはあるけれど難しそう、と思っている人、

または、全く興味がない人!?



そんなあなたにも、世界はもっと身近にあるかも。

大学生が様々な舞台で活躍する社会人に直撃インタビューする本企画。


第一弾は、シンガポール在住のイケメン社会人、末岡洋平さんにインタビューしてきました!



お名前:末岡洋平さん (40代)
会 社:I-O & YT Pte Ltd ディレクター
在 住:シンガポール

■ 経歴
石川県出身。2000年に金沢工業大学電気工学部卒。
金沢の半導体専門商社に入社し、外資系半導体メーカーを担当。
2005年のシンガポール駐在をきっかけに来星。その後、2012年に日本の会社を退社し、現在はI−O & YT Pte Ltdのディレクターとして経営に参加して主にIT関係や大手電機メーカーと工場との調整役や経営に携わっている。



 

海外で働くことになったきっかけは?



  


ーーー「もともと海外で働きたいという志があったんですか?」


末岡さん「いえ、まさか自分が海外で働くことになるとは思っていませんでした。

そもそも就職はどこでもいいや〜、2・3年とりあえずやってみようかという軽い気持ちでしたし。

地元石川県に居たかったのですが、就職した会社の上司に「お前は海外でもやってけるだろ」と言われて、シンガポールに配属されました(笑)

当初英語は全く喋れませんでしたが、

シンガポールや香港とのやり取りが始まって、やっているうちに海外での仕事や生活に興味を持ち始めました。

その後、会社を退職し、シンガポールで様々な新事業の立ち上げに挑戦しています。

気付いたら海外生活も15年経ちましたね。」




ーーー「15年ってすごいですね!仕事や生活の拠点を海外に移したきっかけや理由は何ですか?」

 
末岡さん「海外で働いてみて、年功序列の考えよりも成果主義の方が自分には向いていると思い始めました。

現在もさらに組織を成果主義にして、能力のある人がきちんと認められるようなルールを作って経営しています。

このような環境は僕には合っていると感じています。」



海外で働いてみて気付いたことは?







ーーー「きっといろんな発見があったと思うのですが、海外で働いてみて自分の思考や行動にどんな変化がありましたか?」


末岡さん「シビアなものをたくさん見てきました。

会社さんが倒産している姿を見ると“絶対安定”なんて存在しないのだなと思います。


安定はないという危機感を感じることによって、逆に現状に立ち止まっていることがたまらなく不安で仕方がないと思うようになりました。

だからこそ私は新しいことにチャレンジし続けるようにしています。そうすることで逆に心の安定が保たれている気がしています。」




ーーー「今はどんなチャレンジをしていますか?」


末岡さん「具体的には、IT関係の他におみやげ産業など様々な事業を行っています。

テクノロジーのスピードは速く、どれだけ頑張ってもさらに早い人たちがいる。

なので、逆にアナログなこともやってみようと。

おみやげ産業は昔からあるもので、競合も多く厳しいマーケットではありますが、

誰かに何かを贈るという文化はなくならない。そこが面白いなぁと思ってます。」




海外で働くことがもたらすメリットは?


 
ーーー「慣れない土地で生活したり働いたりするのは大変だと思いますが、末岡さんにとってどんなメリットがありますか?」


末岡さん「海外では、自分で決めて自分で判断しなければならないことが多いです。だからこそ、厳しさはあるけど実績を出せば認めてもらえる、そこにやりがいや情熱が湧きます。

あと、日本にいるだけでは知り合う機会の少ない外国籍の方々と出会うことができ、いろいろな価値観に触れ、自分が寛容になっていくのを感じます。」





どうしたらやりたいことは見つかるの?



ーーー「末岡さんはチャレンジを続けたり、情熱にあふれていらっしゃいますが、僕はまだやりたいことが見つかっていません。」


末岡さん「実は、僕も昔は“やりたいこと”がありませんでした。やりたいことって本当に難しい。

とりあえず、ちょっとした“こうなりたい自分像”があるといいかもしれません。

たとえば、普通の人よりお金稼ぎたい、とかでもいい。


私が感じることですが、なんでもいいから目線を高くしておくことも大切です。


目線を高くしておくと、自分の周りにも目線の高い人たちが集まります。
 

目線が高い人たちはやりたいことをいっぱい持っているんですよ。

そこからヒントを得ることもできるんです。」




ーーー「なるほど。」


末岡さん「毎日ルーティーンワークをしているだけでは人脈は広がりません。

目線の高い人と出会い刺激を得るために、僕はよく出かけて人脈を増やしています。

でも、それには当然お金もいる。だから少しでも給料の高いところで働くことも必要かなと。




海外で働くことと日本で働くことの違いは?



 


ーーー「やりたいことが見つかったとして、海外で働く場合と日本で働く場合では違いがありますか?」

末岡さん「やりたいことをやっていくというのはどこにいても大変。

特に日本でやると異物みたいに見られてしまうことがある。

例えば、本業と全く関係ない分野の事をやると、本業をやりなさいと言われてしまう。

だけど、その本業がずっとあるという保証どこにもないじゃないですか。

そういう意味では海外の方がいろんなことを試すことができる。

僕は本業にこだわらずITや石川県企業のサポートなど色んなことをやっていますが、

僕にとってそれは手段でしかない。真の目的は自分が生活したり、好きなことをするためなんです。」




ーーー「真の目的・・・ズバリ目的としている好きなこととは何か具体的に教えてください。」

末岡さん「僕にとってのビジネスの原点でもあるのですが、“人に喜ばれることをやりたい”ということですね。

どんなビジネスも、元をたどるとそんなに大きな違いはありません。

人がいて、そこにビジネスがあって、そのビジネスの中に自分が役立つことがあればやっていこうというスタンスでずっとやってきました。

このことは海外だろうと日本だろうと、どこにいても胸に刻んで仕事をしています。」





インタビューしてみて




今回、取材した学生“つっつー”




同じ男としてたくさんの刺激を受けた末岡さんとのお話。

意外にも元々は英語が話せなかったり、やりたいことがなかったことに
少し安心する自分がいたり・・・


今回のまとめです。

“どんな環境にいても新しいことにチャレンジという姿勢が大切”

“目線を高くし、いろんな価値観に触れる”

“働きやすい環境やビジネスチャンスは海外にもある”


いかがでしたか?
社会人の方と直接お話しすると、学生の知らないいろんな知識や人生のアドバイスをいただくことができ、自分の視野がぐっと広がりますね。

そんな社会人と気軽に話せるモグジョブをぜひご活用ください!

次回をお楽しみに~~

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