就活にGPAは影響する?提出する理由や自信がない場合の対策も解説!



多くの企業の選考でGPAの提出が求められるため、選考結果にGPAが大きく影響するのではないかと不安に感じている方がいるかもしれません。

そこで今回は、GPAが就活に与える影響について解説します。GPAを提出する理由や、自信がない場合の対策法も解説しているので、ぜひご覧ください。


就活の選考過程でGPAは影響する?




GPAの成績が悪いだけで、就活の合否が大きく変動することはありません。

日本経済団体連合会が2018年に実施した「新卒採用に関するアンケート調査」では、企業が選考するうえで重視した点が詳しくまとめられています。

経団連のアンケート調査を詳しく見てみると、GPAを重視した企業はわずか4.4%しかいませんでした。

つまり、GPAを選考要素として提出を求める企業は見受けられるものの、コミュニケーション能力や主体性、チャレンジ精神など、本人のスキルや人柄などを重視している企業が多いです。

そのため、GPAの成績が悪かったとしても、コミュニケーション能力やチャレンジ精神などをアピールすることで挽回は可能です。


就活の新卒採用ではGPAの提出を求める理由



新卒採用でGPAに提出を求める企業が多い理由には、以下の2つが挙げられます。

GPAを求める理由

・卒業できるかの判断材料
・学業の習熟度


学生を採用しても卒業できなければ、新入社員として会社に迎えることはできません。

ですから、新入社員として採用してもよいのかを確認するために、企業は就活生にGPAの提出を求めているのです。

また、就活生によっては学業への取り組みを自己PRの材料にする方もいるでしょう。

あらかじめGPAの提出を求めていれば、その就活生がどれだけ学業に取り組んできたかがひと目で分かります。

就活生の学業への向き合い方を把握するために、GPAの提出を求めている企業が多いのでしょう。

ちなみに企業が他大学の就活生の成績を比較する場合は、SPIを確認することが多いです。

なぜなら、偏差値60の大学でのGPA3.1と、偏差値40の大学でのGPA3.1とを同質として評価するのは難しいからです。

GPA含め成績に関して不安があるのであれば、SPIで高得点取れるように勉強しておくとよいでしょう。


GPAに自信がない就活生の対策




ここでは、GPAに自信がない就活生の対策として以下の3つを解説します。

GPAに自信がない就活生の対策

・GPAが低い理由をポジティブに説明できるようにする
・履修背景を説明できるようにする
・学業以外のアピール材料を見つける


GPAに自信がない就活生は、ここで解説した内容を参考に対策を練りましょう。


GPAが低い理由をポジティブに説明できるようにする


企業は物事にどのように取り組む人材であるかを成績から把握したいため、GPAが低い理由をポジティブに説明できるようにすれば、問題ありません。

たとえば、「大学で専攻している科目とは全く異なる資格の取得に力を入れていたため、学業には必要最低限の労力で単位を取得することに取り組んだ」との説明でもよいでしょう。

上記のようにポジティブな説明をすれば、企業によっては「要領がよい人材」とよい印象をもつ可能性もあります。

ここで挙げた例を参考に、GPAが低い理由をポジティブに説明できるようにしましょう。

履修背景を説明できるようにする


企業によっては、あまりに低い成績の科目があった場合、履修背景を尋ねてくる可能性も考えられます。

たとえば、ドイツ語を履修していたことに関して履修背景を尋ねられたと仮定しましょう。

その場合「アルバイトやアレルギーなど日本語として使用される言語が多く、ほかにもドイツ語が日本でどのように使用されているのかが気になったから」と具体的に履修背景を説明するとよいですよ。

成績に自信がない科目の履修背景をあらかじめ考えておくことで、GPAの低さに突っ込まれたとしてもスムーズに回答できるようにしましょう。

学業以外のアピール材料を見つける


GPAに自信がない方は、インターンシップやサークル活動など学業以外のアピール材料を見つけるとよいでしょう。

企業が把握したいことは、特定の活動をとおしてどのような学び得て、その学びをどのように仕事へ活用するかということです。

そのため、GPAがよい成績でなくてもほかにアピールできる材料があるのであれば、GPAの成績を不安に感じる必要はありません。

自己PRする際は、活動を通して得られた学びとその学びを仕事へ活用する方法を面接官にアピールしましょう。

まとめ


就活の選考過程でGPAはほとんどの場合大きく影響しません。しかし、学業や物事への取り組み方については企業が気になっているところでしょう。

また、企業によっては、GPAが低い理由に関して面接で尋ねてくるかもしれません。

その場合は、GPAが低い理由をポジティブに説明できるようにしたうえ、成績の悪い科目の履修背景に関しても回答できるようにしましょう。


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