履歴書や面接で回答を求められることの多い趣味。
「就活で話せるような趣味がない」
「就活で話すのはNGの趣味ってある?」
上記のような不安や疑問をお持ちの方も多いはず。そこで今回は趣味の選び方や就活でNGの趣味を紹介します。また本記事後半では、就活の場で回答できるような趣味がない時の対処法も解説しますので、趣味が見つからないとお悩みの方もぜひご覧ください。
履歴書や面接ではどんな趣味を回答すべき?趣味の選び方も紹介!
日常生活で趣味を聞かれても困る方は少ないはずです。しかし就活になると「何を趣味として回答すれば良いのか分からない」と悩む方も多いでしょう。筆者の周りの友人は、就活で以下を趣味として回答していました。
・映画鑑賞
・旅行
・バドミントン
・読書
・動画撮影してYouTubeにアップすること
旅行会社に就職する方は旅行を、出版社に就職する方は読書を趣味として回答すれば、趣味と業界がマッチするため、説得力がアップする可能性があります。筆者の友人の中には、読書好きであることを全面的にアピールして出版社に内定をもらった方もいました。
しかし無理やり趣味を業界に合わせようと嘘をつくと、会話が弾まないため要注意です。業界とマッチした趣味がないのであれば、
自分が深く語れて人柄や自分らしさをアピールできる趣味を選んでおけば問題ないでしょう。
ただ就活では、あえて公表すべきではない趣味があるためこの点には注意が必要です。これに関しては次章で解説していますので、 採用担当者にネガティブなイメージを与えたくない方はぜひご覧ください。
履歴書や面接であえて公表すべきではない趣味とは?
「趣味なんて人の勝手なのだから、自由に回答してもいいのでは?」
このように考えている方も多いはず。しかし採用担当者が不安になるような趣味もあるため、これに該当する趣味はできるだけ公表しない方が良いでしょう。
NGな趣味として具体的には、
競馬やパチンコなどのギャンブルが挙げられます。趣味としてギャンブルを紹介すると「お金にルーズなのかな?」「計画性がないのでは?」と疑われることもあります。もちろんギャンブルは個人で楽しむ分には一切問題はありませんが、企業にあえて公表する必要はないといわれています。
就活の場で回答できるような趣味がない時の対処法
「就活で話せるような趣味が全くない」とお悩みの方も多いはずです。こういった方は「他人に自慢できるような趣味を回答しなきゃ」「すごい成績を収めた趣味でないと、採用担当者が食いついてくれない」と勘違いしていませんか?
趣味を回答する際に最も重要なのは、
人柄や自分らしさを伝えることですので、全く気負う必要はありません。映画鑑賞や読書といった多くの人が回答する趣味であったとしても、どんなジャンルの作品を中心に鑑賞しているのかなど、細かく伝えることで自分らしさをアピールできます
これでもなお趣味が見当たらない方は、
一度自分の休日の過ごし方を書き出して、意識はしていないけれど他人より熱中しているものがないか振り返ってみましょう。
例えば、休日を振り返ってYouTubeを鑑賞することが多いと気付いた方は、YouTube鑑賞を趣味として回答しても良いでしょう。しかし、ただYouTube鑑賞と回答すると話が広がりづらく人柄が伝わりにくいため、よく見る動画のジャンルやYouTuberを整理しておくことをおすすめします。
まとめ
趣味が見つからない方はまず「他人に自慢できる、すごい成績を収めた趣味を回答しなきゃ」というマインドを取っ払いましょう。趣味は、人柄や自分らしさをアピールできれば問題ありません。また休日の過ごし方を書き出して、とくに意識せずとも他人より熱中しているものを見つけ出すのも1つの有効な手段ですね。
なおギャンブルのような担当者を不安にさせてしまうような趣味は、あえて公表する必要はありませんよ。
この記事を書いた人
長谷部 竜也(はせべ たつや)さん
横浜国立大学
都市科学部
環境リスク共生学科
2023年卒業予定
【プロフィール】
2021年2月〜2022年3月
SEO事業を行う企業で3つのメディアを担当
2022年1月〜
就活を進めながらフリーWEBライターとしても活動
「就活ノウハウさらっと」をテーマに実際の就活経験談に基づいた情報を発信。