就活で「周りからどんな人だと言われますか?」と質問された際の答え方



就活では「周りからどんな人だと言われますか?」と他己評価を質問される機会がよくあります。

しかし、他己評価を尋ねられてもどのように回答すればよいかがわからずに戸惑ってしまった経験がある方もいるでしょう。

そこで今回は、就活で「周りからどんな人だといわれますか?」と質問された際の答え方を紹介します。


企業が「周りからどんな人だといわれるか」と質問する意図は?




企業が「周りからどんな人だといわれるか」と質問する意図は、自分を客観視できているかを確認するためです。

なぜなら、本人が認識している自分の姿と、他人が認識している自分の姿が違うことがあるからです。

企業に「周りからどんな人だといわれるか」と質問されたら、自身がアピールしている強みと他己評価に乖離がないように回答しましょう。


企業に「周りからどんな人だといわれるか」を質問された際の答え方のポイント




企業に「周りからどんな人だといわれるか」を質問された際の答え方のポイントとして、以下の3つが挙げられます。

ポイント

・自身の強みを明確に伝える
・業界や企業とのマッチを意識する
・信ぴょう性を向上させるためにマイナス面にも触れる



自身の強みを明確に伝える


面接の場で「周りからどんな人だといわれるか」と質問されたら、まずは自分の強みを明確に伝えてください。この質問に限らず、面接では自分の魅力を面接官に伝える場です。

ただ、周りから言われる評価を述べているだけでは、面接官に自分の強みが伝わらず良い評価が得られません。

たとえば、周りから「リーダーシップがある」と評価されているのなら、以下のように回答するとよいでしょう。

回答例

「周囲からはリーダーシップがあるといわれます。大学時代の部活動では、サッカー部の県大会で初戦敗退したものの、キャプテンの私が舵を取って毎日練習に打ち込んだ結果、一年後の県大会で優勝を果たせました。


他己評価も面接官に伝えたうえで、その裏付けや自身の強みも同時にアピールしましょう。


業界や企業とのマッチを意識する


業界や企業が求める人物像も意識して回答をするとよいです。例えば、向上心とチャレンジ精神の高さを企業が求めているとします。
周囲に向上心があるといわれたエピソードがあるのなら、企業が求めている人材と合うため積極的にアピールするとよいでしょう。


信ぴょう性を向上させるためにマイナス面にも触れる


他己評価でプラス面ばかり話すと、話の信ぴょう性がないと思われかねないので、マイナス面も少し伝えておくのもテクニックの1つです。

「周囲から向上心があると評価される一方で、理想が高いと評されることもあります。」とあえて欠点を話すことで、信ぴょう性の高い話だと思われやすくなります。

なお、マイナス面を伝えるときは、改善するためにどのようなことに気をつけているかかを回答すると、印象を悪くせずに済みます。


企業に「周りからどんな人だといわれるか」を質問された際のNG回答例




企業に「周りからどんな人だといわれるか」を質問された際のNG回答例として、以下の2つを紹介します。

NG回答例のポイント

・仕事に結び付けられない回答
・ネガティブすぎる回答



仕事に結び付けられない回答


仕事に結び付かない回答は控えましょう。

たとえば「見た目がかっこいいといわれます」などは、企業が知りたい情報ではありません。

仕事に結び付けられない回答をすると、質問の意図を理解できない就活生という印象を与えかねません。


ネガティブすぎる回答


先ほどマイナス面を伝えるとよいと紹介しましたが、「遅刻が多い」や「気分屋」などとよい言い換えができないほどのネガティブな回答は控えるべきです。

あくまでもアピールの場です。伝える内容は精査しましょう。


まとめ


就活で「周りからどんな人だといわれますか?」と質問された際は、しっかりと自身の強みをアピールしましょう。その際は、業界や企業が求める人物像にマッチしているかどうかも意識して伝えるとよいでしょう。

他己評価は面接での頻出質問です。
事前にしっかりと対策しておきましょう!


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