就活の情報収集をする際に、役に立つのが書籍。 ただ本を読んで就活のことを勉強しようと思っても、種類が多すぎてどれを読めば良いかわからないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では実際に就活を経験した筆者が、読んで良かった本を厳選し、2冊だけ紹介します。とくに自分のやりたいことが分からない方やキャリアパスに悩んでいる方には「必読!」といっていいほど自信をもっておすすめします。
就活でおすすめの本①:苦しかったときの話をしようか
出典:
苦しかったときの話をしようか
本書はUSJをV字回復させた天才マーケターである森岡毅さんが、就活の時期に「何をしたいのかわからない」と悩む娘に向けて書いた本です。
やりたいことや自分の強みの見つけ方、キャリアの進め方がやさしく説明されています。
ここで本書の中で私が最も心に残った
「大丈夫、不正解以外はみんな正解!」という章を紹介します。
就活では何か明確な1つの答えがあるのではないか、と勘違いしてしまいがちです。私もいつかは、自分が本当に向いているたった1つの職種や会社との出会いがあるのではないかと考えていました。この悩みは多くの就活生が抱えているものかと思います。
こういった悩みに対して森岡さんは、以下のように述べています。
「君にとってのキャリアの正解はたくさんある」
「選んではいけない数少ない不正解(自分にとって決定的に向いてない仕事に就くこと)があるだけで、それ以外は全て正解なのだ」
私はこの言葉に出会って少し心が軽くなりました。ここから私は奇跡的な出会いを求めるのではなく、不正解を出さないことだけを意識するようになったのです。また森岡さん曰く、不正解のクジを引かないためには自己分析をして軸を明確にすることが重要であるとのこと。
このように本書では、
多くの就活生が抱える悩みに対して森岡さん自身の考えを述べながら、的確な対応策も提案してくれています。私は去年1年間で50冊ほど本を読みましたが、その中でも特に心に残っている良書です。
就活でおすすめの本②:世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
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世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
本書はタイトル通り、自分のやりたいことの見つけ方をやさしく解説してくれています。やりたいことの見つけ方は、いろいろな本で紹介されていますが、私が見た書籍はどれも手順が多く、時間がかかるものばかりでした。
しかし本書で紹介されている、自分のやりたいことを見つける方法は
3ステップで完結するため本当に簡単です。これまで自分の夢を見つけようとしても、面倒くさくて気が進まなかった方にこの本はおすすめできます。
実際に私は本書で見つけた自分の方向性を軸にして、就活を進めていました。特に志望業界や職種が決まっていない方は、読んでおいて損はないでしょう。
就活で情報取集するなら、YouTubeやネット記事もおすすめ
書籍での情報収集ももちろん有効ですが、 YouTubeやネット記事にも有益な情報は転がっています。
YouTubeであれば
「エルトの就活/転職チャンネル」や
「Utsuさん」がおすすめ。就活生がやるべきことや、ガクチカの作り方などが具体的に解説されていて、大変わかりやすいです。YouTubeは通学の際に、音声だけで情報取集できる点が嬉しいポイントですね。
また、今ご覧になっているや
モグジョブでも有益な情報は手に入ります。本記事のように
実際に就活を経験した筆者が体験談を元に、発信しているためリアルな情報が手に入ります。 就活は情報戦。さまざまな手段を利用しながら、自分のためになる情報を集めていきましょう。
まとめ
自分のやりたいことがわからない
どうキャリアパスを進めれば良いわからない
ほとんどの就活生は、上記の悩みを抱えているのではないでしょうか。実際に私も皆さんと同じようにこういった悩みを持っていましたが、今回紹介した2冊の本を読むことで、この悩みは軽減されました。
悩みが尽きない就活。時には書籍に自分なりの答えを求めながら、自分の理想のキャリアを実現していきましょう。
この記事を書いた人
長谷部 竜也(はせべ たつや)さん
横浜国立大学
都市科学部
環境リスク共生学科
2023年卒業予定
【プロフィール】
2021年2月〜2022年3月
SEO事業を行う企業で3つのメディアを担当
2022年1月〜
就活を進めながらフリーWEBライターとしても活動
「就活ノウハウさらっと」をテーマに実際の就活経験談に基づいた情報を発信。