就活生の中には「正社員として就職せず、アルバイトで収入を得ていきたい」と考えている方もいるでしょう。
そこで今回は、
アルバイトと正社員の違いを5つ紹介します。
本記事で紹介する違いを抑え、どちらの雇用形態で働くのが自分に合っているのか考えてみてください。
アルバイトと正社員の違い5選!
アルバイトと正社員の違いとして、以下の5つを紹介します。
アルバイトと正社員の違い
・業務範囲
・雇用期間
・勤務時間
・給与体系
・社会的信用
上記の違いを理解し、どちらの雇用形態で働くべきなのかを改めて検討しましょう。
それぞれ詳しく説明します。
業務範囲
アルバイトと正社員では、業務範囲が大きく異なります。
アルバイトの仕事は単純作業やマニュアル化されている作業が中心ですが、正社員の仕事は専門知識が必要な業務や高度な業務、企画や改善などの業務を任されることが多いです。
たとえば、小売店のアルバイトは、品出しやレジ操作などがメインの業務内容であるのに対し、正社員は売上管理やクレーム処理、人材配置、販促企画の立案などをおこなわなければいけません。
上記の通り、
アルバイトの業務範囲は単純作業が多いのに対し、正社員の業務範囲は責任を求められる仕事が多いです。
雇用期間
アルバイトと正社員とでは、雇用期間に違いが生じることもあります。
一般的に正社員の雇用期間には定めがありません。アルバイトは雇用期間が1年などと決められていることも少なくないでしょう。
雇用期間の定めがある場合には、雇用契約を結ぶ前から更新回数や期間の限度が決められていることもあります。そうした場合では「この職場でもっと長く働きたい」と思っても、更新できず、働き続けることが難しい状況になるかもしれません。
じっくり腰を据えて働きたいと考えている人にとって、更新できるかどうかを気にしながら働くのは少々つらいものがあるでしょう。
正社員であれば雇用期間に定めがないことが多く、更新の可否を心配する必要はありません。
同じ職場で長く働きやすい点は、正社員のメリットといえるでしょう。
勤務時間
正社員の一般的な労働時間は週5日勤務の1日8時間労働ですが、業種によっては残業が求められる場合もあるでしょう。
年間の休日日数は会社によって異なるので、入社する前に年間休日数を確認する必要があります。
アルバイトは自分自身で働く時間をある程度決定できるため短時間で働くこともできますが、正社員は長時間働く必要があるので、アルバイトほどのフレキシブルな勤務は難しいといえます。
給与体系
アルバイトは時給制ですが、正社員は主に月収制なので給料は安定しやすいです。
正社員は勤務年数や業績によって昇給していき収入が増加する可能性がありますが、アルバイトの場合は時給がほとんど変わらない場合が多いです。
アルバイトにはボーナスもない場合が多い点も注意しましょう。
社会的信用
アルバイトは、正社員と比較してローン審査が通りにくい傾向があります。
住宅ローンが組みづらい、ステータスの高いクレジットカードが作りにくいといったこともありえます。
ローン審査では、以下の6つの項目を審査対象にしている場合が多いです。
ローン審査 審査項目例
・年収
・雇用形態
・勤続年数
・勤務先
収入の高い低いだけでなく、安定継続的かどうかも重視されるポイントのようです。
ローンやクレジットカードに申し込むときにはは、正社員として働いている方が有利です。
まとめ
アルバイトは比較的自由に働く時間を決められるので、プライベートを重視した働き方もできるでしょう。
しかし、経済的な安定性を求めるのであればアルバイトよりも正社員で働くことを考えるのがおすすめです。
ワークライフバランスを推進している企業も増えてきていますよ。
アルバイト先によっては正社員登用制度を導入している会社も多いので、アルバイト先に就職したい方は社員に相談してみるのもよいでしょう。
以上、アルバイトと正社員の違いをご説明しました。
自身のキャリアの参考にしてみてください!
この記事を書いた人
yasushoさん
主に就活系やビジネス系の記事を執筆しているWebライターyasushoです。
自身の就活経験を元に就活情報を発信していきます。
これから、就活をしようと考えている人の参考になれば嬉しいです。