日本全国の地元で頑張る学生団体が、地元企業に事業や取り組みをピッチする
「学生サミット」。
その記念すべき第1回目が3/6(日)愛知県豊橋市ココラアベニュー3F 「CLUE」で開催されました。
この記事では、この
「学生サミット」当日の様子をご紹介します。
学生サミットとは?
「学生サミット」は全国の地元で頑張る学生団体やサークルを応援するプロジェクトです。
各団体が地元企業に事業や取り組みをピッチし、興味や共感を得られると企業から協賛金を得られるという企画で、学生の活動内容を切り口として企業とのつながりを創出する、新しいマッチングイベントです。
地域で様々な挑戦をする学生を地元企業と一緒に応援することで地域を盛り上げていきたいという想いでイベントを開催しています。
また、運営が参加学生団体に向けて
事前にプレゼン講座やメンタリングを行い、最高のパフォーマンスを発揮できるよう全力でサポートしています。
実際に企業で働く社会人にアドバイスしてもらうことができるため、より実践的な資料作成やピッチのコツを身に付けることもこのプロジェクトへの参加メリットとなっています。
イベント概要
・参加企業は最大5万円を各団体に協賛・支援金として分配することができる。
・学生は5分間の発表とその後の質疑応答の時間で各企業にアピールすることができる。
・イベント終了後に企業と学生が自由に交流できる時間が設けられている。
参加企業一覧
株式会社サーラコーポレーション
株式会社サーラコーポレーション 総務部秘書室 室長 山田典由さま
株式会社サーラコーポレーションは、豊橋のインフラを支えている会社です。
ガスや電気など、生活に欠かせないサービスで、お客さま一人ひとりの美しく快適な暮らしを実現しています。
株式会社サーラコーポレーションHP
大三紙業株式会社
大三紙業株式会社 管理本部 本部長 平江英紀さま
大三紙業株式会社は、菓子やチルドなど各種の商品包装資材から、工業製品や建築材料の部材に至る、あらゆる軟包装資材の加工や販売を行っています。
実はコンビニやスーパーでおなじみの商品の包装にも、大三紙業株式会社が製造したものが多く使われています。
大三紙業株式会社HP
豊橋信用金庫
豊橋信用金庫 事業支援部 新事業支援課長 西郷鎮廣さま
豊橋信用金庫は、豊橋の地域に根付く信用金庫です。
さまざまな地元企業と共に、豊橋の街を盛り上げるため資金面で支えています。
金融環境の変化に柔軟な対応をし、信用され、頼られ、愛される信用金庫を目指しています。
豊橋信用金庫HP
武蔵精密工業株式会社
武蔵精密工業株式会社 CLUE コミュニティマネージャー 鈴木隆文さま
武蔵精密工業株式会社は、豊橋市に本社をおくグローバル自動車部品メーカーです。
自動車部品だけでなく、社会で本当に価値のある存在になるために、新規事業創出を目指して社内発ベンチャーも推進しています。
武蔵精密工業株式会社HP
株式会社タスキ
株式会社タスキ 代表取締役 種田憲人
株式会社タスキは、地域の情報メディアである「TASUKI」を運営し、求人情報やイベントなど、地域の情報を発信しています。
また、地元就職を推進するために、地元企業と学生を学食で繋ぐ、「モグジョブ」を全国50大学で行っています。
モグジョブHP
参加団体の紹介
①Take Off(発表者:前川 啓一郎)
Take Offは、豊橋技術科学大学の起業サークルで、起業や知識、技術を実践的に身につけたい学生が集まるサークルです。
実際に起業した学生やサービス開始に向けて活動している学生も含めて30名程所属し活動しています。
課題を見つけ新しいサービスを作り上げるハッカソンの開催や、プログラミング・デザイン・情報発信などの強みを活かし様々な企業とコラボするなど幅広く活動を行っています。
最初の発表者である前川さんの力のこもったピッチで、一気に会場が本気な雰囲気となりました。
②学生団体SOLO (発表者:西垣 尚太朗)
学生団体SOLOは、イベントの企画・運営を通して学生の成長を促し、地域を盛り上げていく団体です。豊橋技術科学大学の学生4名、愛知大学の学生6名、豊橋創造大学の学生4名の計14名で活動しています。
直近の活動では、新型コロナの影響により減った人との交流や、課題と思う豊橋3大学の交流の少なさを解消させるため「豊橋学生フェスティバル」の企画を行いました。
中でも夢ビンゴというオリジナルゲームは人との交流を作ることができ、さらに豪華景品が当たるイベントとなっているそうですよ!
③Buyear (発表者:大野 祐之)
buyear(バイヤー)は、豊橋技術科学大学の学生4名で活動する団体です。
自身の学生経験をもとに学内限定のフリマサービスを始めました。このサービスを通して学生生活を支援するだけでなく、より学生間のつながりを幅広くするために「buyear」というアプリを制作しサービスのローンチを目指しています。
現在はアプリ開発とユーザー確保に努めており、今後は豊橋3大学が利用できるよう規模を拡大する予定です。
今回の協賛で開発にかかる費用をまかない、サービス展開のスピードアップを狙うとのことで今後の活躍が楽しみです!
④花園ぷらす(発表者:鵜澤 咲月)
花園ぷらすは、愛知大学の学生11名で活動する地域貢献事業団体です。豊橋市にある花園商店街の賑わい創出に取り組んでいます。
これまで、ハロウィンイベントの開催や0円本屋さん、本の読み聞かせなど様々な活動を行ってきました。
2022年7月には、商店街を子供からお年寄りまで楽しめるカフェに見たてたイベントを開催予定です。
花園商店街の活性化でまち全体を明るくしていきたいという内容でした。
発表も上手く、とても分かりやすい内容で企業からの共感を得ていました。
⑤TOBIRAプロジェクト(発表者:大場 勇昌)
TOBIRAプロジェクトは「第一回Bridge学生フェアin豊橋」を運営している、『豊橋と学生の架け橋に』を活動理念におく学生団体です。豊橋創造大学の1年生6名で活動しています。
「第一回Bridge学生フェアin豊橋」ではフリーパフォーマンスやフリーマーケット、キッチンカーがやって来るなど見どころがたくさんのイベントとなっています。あのフルーツサンドで有名なダイワスーパーも来るそうです!
1年生から活動を始めておりとてもエネルギッシュな団体で、今回のイベントはもちろん、残りの3年間でどんな活躍をしていくのか企業から注目されていました。
⑥べジッケン(発表者:安藤 辰樹)
ベジッケンは、豊橋技術科学大学・名古屋市立大学・豊橋創造大学の学生4名で活動する団体です。
就農者が年々減少している一方で、一経営体当たりの圃場面積は増えているという状況があるそうです。そのため、農業の発展、個々の農家の継続成長・現状維持の為にも、省力化・機械化の普及浸透が必達になっています。
そこでべジッケンでは農家とアグリテックスタートアップの実証実験マッチングプラットフォーム立ち上げを目指しています。
農業の盛んな東三河の特徴を活かした事業が印象的でした。
結果
各団体ともに発表のクオリティがとても高く、企業側も審査に苦労されていました。
結果はこちら↓
横並びの結果からも、どの団体もすばらしい評価を受けていたことが改めて分かりました。
まとめ
第1回目ということでしたが、企業・学生から大変好評をいただくことができました。
イベント終了後の交流会では企業と学生が活発に交流を取り合い、人脈を広げたり今後につながる話をしており、地元を盛り上げようとする熱い想いに感激しました!
地元で活動する学生の挑戦を地域全体で盛りアゲられるように、株式会社タスキでは今後も企業と学生のつながりをサポートしていきます!