自分自身が納得できる就職活動をするうえで必要不可欠な「自己分析」。

自己分析をすることで、自分の強み・弱みや大切にしている価値観が理解でき、適性がある企業選びをしやすくなるなどのメリットがあります。

そこで今回は、自己分析をする際に大事なポイントを３つ紹介します。

これから就活をはじめようという学生や、
自分のやりたいことが分からず就活迷子になってしまった学生は、
ぜひこの記事を参考にしてみてください。

自己分析を行う目的

自己分析を行う目的のひとつとして、自分の強みを正しく伝えられるようになることが挙げられます。

面接では、自分の強みを分かりやすく面接官に伝えてアピールしなければなりません。

しかし、自身が自分の強みを理解していなければ、面接官にアピールするのは難しいでしょう。

自己分析によって自分の強みが理解できていると、自分がどのような業務・環境だと活躍できるかが明確になるので、自分と相性が良い企業を見つけやすくなります。

また、就活における『軸』は人それぞれです。

自己分析をし「何を重視して企業選びをするのか」を明確にしなければ、自身の価値観と合わない企業に入ってしまう可能性もあります。


充実した社会人生活を送るためにも、就活において自己分析をしっかり行いましょう。

自己分析をする際に大事なポイント3選！

自己分析をする際に押さえておくべき大事なポイントは、以下の3つです。


上記のポイントをおさえ、より深く自己分析を行いましょう。

何度も「なぜ？」で深掘りする

自分を分析するといっても、何から始めたらいいのか分からない学生も多いと思います。

まず最初に、これまでの人生で印象に残っている経験や、自分にとって大きな意思決定だったと思う出来事をピックアップし、「なぜ？」と問い続けて深掘りしていく方法がオススメです。

「なぜ？」と問い続けることで、普段自分が気付かない部分まで見つめ直すことが可能だからです。


たとえば、高校時代に生徒会長になった経験がある場合は、以下のように深掘りすることができます。

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経験「高校時代、生徒会長になった」

　↓なぜ①なぜ生徒会長になりたかった？

「自分自身が成長したかったから」

　↓なぜ②なぜ成長したいと思った？

「人見知りな自分の性格が嫌だったから」

　↓なぜ③なぜ人見知りを改善したかった？

「過去、人との関わりの中で見識が広がった経験が多いから」
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「なぜ？」を繰り返して深堀したことで、この例の場合「人と関わり」と「成長」を大切にしているということに気が付くことができました。

このように「なぜ？」で深掘りをすると、自分らしさが明らかになってきます。
できれば１つのできごとに3回以上は「なぜ？」という問いを繰り返しましょう。
また、複数のできごとでこの問いかけを行うことで、自分の中で一貫して大切にしていることが見え、自分自身の真の価値観に気が付くことができます。

就活中でも自己分析をアップデートし続ける

就活序盤に自己分析をおこなったきりになっている方もいるかもしれません。

自己分析は、就活中にも定期的なアップデートが必要です。

就活中にさまざまな人や企業と接触することで、価値観や考え方が変わっていくこともあります。
自分の価値観と合う企業を見つけるためにも、就活と並行して自己分析をアップデートしましょう。

会社説明会の中で「いいな」と感じたり、逆に「つまらないな」と感じたときには、
上述の通り「なぜ？」を繰り返し問い、自分の価値観が変わっていないかどうか確かめると良いでしょう。

企業の求める人物像に無理やり合わせすぎない

何となく志望業界や志望企業が見えていると、自己分析自体をその企業の求める人物像に合わせてしまいがちです。

本来の自分とかけ離れた姿では、なかなか面接官にアピールや熱意が伝わらない可能性があります。
仮にその会社に就職が決まった場合も、活躍ができなかったり、やりがいを感じられなかったりするかもしれません。

“ゴールありき”の自己分析は自分を苦しめるだけ。
一度頭をクリアにして、自己分析に挑みましょう。

まとめ

充実した社会人生活を送るには、自己分析によって自分自身をしっかりと理解し、言語化し、志望企業を絞っていくことが必要です。

ぜひこの記事を参考に、自分の「価値観」を探してみてください。

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