「授業をサボって留年してしまった。就職への影響が心配。」
「留年期間を有意義に過ごして、挽回したい」
この記事は、そんな悩みをもつ学生に向けた記事です。
「留年した」という事実は変えられません。
しかし
留年期間に成長することで、むしろプラスに変えられるかもしれません。
そこで、本記事では
留年期間を有意義に過ごす方法を2つご紹介します。
留年は就活に悪影響なのか
留年をすると就活に悪影響を及ぼすと思われがちですが、
例えば
・海外留学などの学外での学びのため
・スキルを磨くため
といった前向きな留年であれば、就活で不利になるということは少ないでしょう。
これに対して「学校をサボって単位を取りきれなかった」といった理由などで留年をしてしまうと、 面接官はあまり好印象を持ちません。
しかし、
学校をサボって留年したとしても、その留年期間で自分が成長すれば、むしろ就活にプラスに働く可能性があります。
実際に私の友人は一年留年して、自分の納得いく企業に内定をもらっていました。
有意義な留年期間の過ごし方
留年した事実を変えることはできませんが、時間の使い方次第で、その時間は有意義なものに変わります。
自分を見つめ直す
有意義な留年期間の過ごし方の1つ目は
「自分を見つめ直すこと」です。
自分は何に喜びを感じるのか、また、自分にとって最悪なのはどんな状況か、といったことを自分自身に問いかけ、自分を分析します。
この自己分析をすることで、企業選びの軸を設定できたり、面接で自分のことを的確に伝えられるようになったりします。
また、この自己分析が役立つのは就活だけではありません。
自分を見つめ直し、 なりたい自分を想像することで、さまざまなことに対して積極的な姿勢が取れるようになります。
理想的ではない自分に向き合うのは気が進まないこともあるかもしれません。
そんなときは、理想的な自分に近づき、 成長するためのスタートだと捉えると前向きに自己分析できるようになるはずです。
留年期間は授業なども少なく時間がある学生も多いと思いますので、思う存分自分を見つめてみましょう。
スキルを磨く
一般的にネガティブといわれる理由で留年をしたとしても、スキルを習得すれば挽回できるかもしれません。
プログラミングスキル
WEBマーケティングスキル
営業力
英語力
etc
社会に出た後に役立つスキルはさまざまで、人によって合う合わないもあります。
一度勉強してみて、学習が苦にならない分野の学びを継続し、スキルを習得しましょう。
スキルを身に付ける際にオススメなのが、
長期インターンの利用です。
長期インターンとは、
実際のビジネスの現場で社員と同じような仕事をする有給の就業体験のこと。
プログラミングスキルやWEBマーケティングスキルなど座学では習得しにくい分野も、
長期インターンを利用すれば、実践を通してスキルを身につけることができます。
週2〜3日の勤務から募集している企業が多いため、授業との両立も可能です。
まとめ
留年による就活の影響を不安に思っている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、留年したという過去は変えられません。変えられるのは未来だけです。
留年期間の過ごし方次第では就活が有利になることだってあるのです。
留年をしたからこそ
「何かに打ち込む時間」ができたと考えましょう。
留年期間を無駄にしないよう、しっかりと計画・目標を立てて過ごしてみてください。
この記事を書いた人
長谷部 竜也(はせべ たつや)さん
横浜国立大学
都市科学部
環境リスク共生学科
2023年卒業予定
【プロフィール】
2021年2月〜2022年3月
SEO事業を行う企業で3つのメディアを担当
2022年1月〜
就活を進めながらフリーWEBライターとしても活動
「就活ノウハウさらっと」をテーマに実際の就活経験談に基づいた情報を発信。