「将来が不安なので1年生の早い時期から就活を始めたい」
「そもそも、就活って1年生から始められるの?」
このように考えている大学1年生の方は多いのではないでしょうか。
当然ですが、就活のスタートが早ければ早いほど、就活に掛けられる時間が長くなります。
『就活』と聞くと、説明会や面接などをイメージしがちですが、
就活の根本である『自分を知ること』や『社会を知ること』など、学年を問わず動けることはたくさんあります。
1年生のうちから動き出そうと考えているあなたはすでに、納得がいく就活への一歩を踏み出しているといえるかもしれません。
本記事では、
「1年生から就活を始めるべき理由」と
「1年生のうちからできること」の2点を紹介します。
1年生から就活を始めるべき2つの理由
将来に対する不安から就活を早い時期から始める学生が増えてきました。
しかし、早い時期から就活を始めると良いことはあるのでしょうか。
本章では、1年生から就活を開始すべき理由を具体的に2つ紹介します。
就活が早期化しているから
通年採用を行う企業や、低学年から参加できるインターンシップを実施している企業が増えてきたことにより、就職活動は年々早期化が進んでいます。
就活を早い時期から始めれば企業や業界を見る時間はじっくり確保できます。
就活の早期化に対応することは、自分の視野を広げることに繋がります。
満足いく内定を獲得できるから
就活を早く始めれば、自分が納得できる内定につながりやすくなります。
時間があれば応募を検討できる企業も増えるだけでなく、同時に自分と向き合う時間も増えます。
人によって合う会社と合わない会社は異なります。
自分や企業と向き合う時間を増やして、価値観にあった企業を見つけましょう。
就活を成功させるために1年生がやるべき2つのこと
「就活を成功させるためには何をすればいいの?」
「1年生からできる就活ってなに?」
このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
そこで、本章では1年生からできることを2つ紹介します。
自己分析
自己分析とは自分のことについて深く知り、将来のビジョンを明確にすることです。
なぜ、自己分析をするのでしょうか。それは幸せな人生を送るためです。
自分は何をしている時に幸せを感じるのか
何を大切にして生きていきたいのか
まずは上記の2点を自分に問いましょう。そうすれば、自然と自分を幸せにする方法が見つかるはずです。
この自己分析に終わりはありません。
その時々によって人間の気持ちは変わるので、自分のことを100%知ることは不可能です。
少しずつ自分のことがわかってくれば万々歳。明確な答えが出なくてもいいのです。
自己分析に終わりはないからこそ、1年生の早い時期から自分を見つめる癖をつけておくとよいでしょう。
ガクチカ作り
「ガクチカ」とは「学生時代に力を入れたこと」の略でほとんどの面接で聞かれる項目であるため、就活が始まる前には必ず用意しておく必要があります。
本格的に就活が始まる3年生になって「ガクチカどうしよう!」と焦っている学生はたくさんいます。
しかし、1年生の時期から就活を意識しているあなたには、どんな大学生活を送ろうかと考える時間が十分すぎるほどあります。
「僕は学生時代、これに打ち込みました!」と自信を持って言えるような、夢中になれることが見つかると良いですね。
まとめ
1年生から就活を意識できているのは、素晴らしいことです。
しかし、就活ばかりに目がいって、学生生活を楽しむことを忘れてしまうはもったいないですよね。
大学生活は二度と戻ってこない貴重な時間です。
就活ももちろん大事ですが、自分のやりたいことに打ち込める時期でもあります。
大学生活を楽しみながら、就活も進めていきましょう。
この記事を書いた人
長谷部 竜也(はせべ たつや)さん
横浜国立大学
都市科学部
環境リスク共生学科
2023年卒業予定
【プロフィール】
2021年2月〜2022年3月
SEO事業を行う企業で3つのメディアを担当
2022年1月〜
就活を進めながらフリーWEBライターとしても活動
「就活ノウハウさらっと」をテーマに実際の就活経験談に基づいた情報を発信。